忍者ブログ
たびたびまたたび
[12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フランスでは、ほぼ全土に渡って多かれ少なかれワインが生産されている。中でも最も有名な産地(アペラシオン)は、南西部のボルドー (Bordeaux) と東部のブルゴーニュ (Bourgogne) であり、北東部のシャンパーニュ (Champagne) は発泡ワインの産地として知られる。この他に、中部のロワール川や、南部のローヌ川沿いの地域がよく知られており、各地で固有のワインが生まれている。アルザスのワインは白が主流で果実味が強く、ライン川を挟んで隣国のドイツのワインに近い。アルプス山脈沿いのサヴォワも同様に白が中心である。

フランスの産地呼称は、1935年に制定された原産地呼称統制(AOC)法による。このAOCの規制により、産地ごとに定められたブドウの品種や製法などの要件を満たさなければ、その生産地(アペラシオン)を名乗ることはできない。例えば、ボルドーでは、マルゴーなど村の名前が入ったものが最も細かいAOCであり、ブルゴーニュでは更に、畑の名前までに細分化されている。以下、ブドウの原産地が広がるに応じて、順次メドックなどの地区名、ボルドーなど地方名とAOCの範囲が広がる。より限定された産地(アペラシオン)ほど、土地の個性を反映するものとされる。AOCワインとほぼ等価なものに、その予備軍的存在の VDQS(Vin Delimite de Qualite Superieure 、ヴァン・デリミテ・ドゥ・カリテ・シュペリウール)があり、これらの条件を満足できないものは、上位のものから「ヴァン・ドゥ・ペイ」(Vin de Pays)、「ヴァン・ドゥ・ターブル」(Vin de Table) の順に格付けされるが、これらの格付けは、それぞれのワインの「美味い」「不味い」を定義するものではない。

ヴァン・ドゥ・ペイでも産地表示が認められているが、その呼称はアペラシオンとは大きく異なり、各アペラシオンの商標的価値を損ねないよう配慮されている。ヴァン・ドゥ・ペイの中で最も知られた産地呼称は、南部のラングドック地方を示す「オック」(Oc 、Vin de Pays d'Oc ヴァン・ドゥ・ペイ・ドック)であり、ロワール川沿いの「ジャルダン・デ・ラ・ロワール」もよく知られている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ピンズラーフランス語

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(12/31)
(12/30)
(12/29)
(12/28)
(12/27)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索